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司会者ブログ
2021.03.21

緊急事態宣言・延長・解除とこのコロナ禍、皆様はどの様にお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

弊社が携わるこの業界にとりましては、本当に困難なこの状況を皆、乗り越えるべく、日々努力と試行錯誤を重ねている事と思います。

そんな中、弊社所属の司会者が担当させて頂いた、ある新郎新婦のお二人とのエピソードをアップさせて頂きます。

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私が新郎新婦のお二人と初めて会ったのは、1年以上前になるでしょうか。

ブライダルフェアでお会いして色々なお話をさせて頂き、お二人の結婚ご披露宴の進行役をお任せ頂く事になりました。

その頃は、「コロナウイルス」という言葉も知らない、今とは全く違う生活でした。

 

時が経ち、コロナウイルスが蔓延し始めて、第一回目の緊急事態宣言が出されました。

その後、緊急事態宣言も解除され、世間でもコロナウイルスは少し落ち着いたかなという雰囲気になり、新郎新婦のお二人と久しぶりにお会いし、お打ち合わせを行いました。

お二人の思いやこだわり、沢山のお話を伺い、一生思い出に残る、素敵なウエディングにしましょう!とお互いに誓い合ったことを覚えております。

 

その後、コロナウイルス感染者が再び増え始め、ご披露宴を延期する事となりました。

延期されたお日にちに合わせ、再度お二人とお会いし、お打ち合わせを行い、改めてご披露宴の進行も確認いたしました。

いよいよご披露宴のお日にちが近づいてくるも、感染者数などの事態は改善されず、二度目の緊急事態宣言が出されてしまいます。

ご親族が遠方でしたり、ゲストに迷惑を掛けてはいけないという事で、新郎新婦のお二人は、悩みに悩み苦渋の決断をされました。

「ご披露宴は行わず、挙式のみ行う事になりました」、と担当プランナーさんから私の元へご連絡が入ります。

挙式のみになりますと、当然の事ながら、ご披露宴を担当する司会者は、携わらない事となります。

 

とても残念に思いましたが、一番残念で悔しいのは、新郎新婦のお二人です。

新郎新婦のお二人から色々な思いを聞いていたので、一目お会いして、「おめでとうございます」と気持ちを伝えたい、その思いから、「挙式をするなら、お二人にお会いしたい!」と担当プランナーさんに伝え、挙式当日サプライズで会いに行きました!

新郎新婦のお二人に会った瞬間、お互い目に涙を浮かべ、抱き合った事は一生忘れません。

 

このコロナ禍で、私自身も人々の優しさや温かさを改めて感じる機会があり、困っている時こそ、周りを見渡すことが大切だと痛感させられました。

ご縁を頂いた事は、これからも一つ一つ丁寧に、そして大切にしていこうと改めて感じております。

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常日頃から思っている事ではありますが、新郎新婦のお二人の為に、一組一組丁寧に、プロ司会者として出来る事を全力で注いでいこうと改めて感じさせられたエピソードのご紹介でした。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

和装の結婚式、新郎は何を着る?新郎の和装の種類と選び方
2019.09.19

こんにちは。プラネットMCスクールです。

前回のブログでは、花嫁の和装に関する基礎知識をご紹介しました。今回は、新郎の和装について解説します。
和装の結婚式を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

新郎の和装の種類

結婚式で新郎が身に着けるのは、「紋付き羽織袴(もんつきはおりはかま)」という和服です。
家紋が付いた長着に袴をはき、同じく家紋付きの羽織を羽織ります。
また、紋付き羽織袴にはいくつかの種類があります。

黒五つ紋付き羽織袴
紋付き羽織袴の中でも最も格式が高く、一般的に結婚式で着られるのが「黒五つ紋付き羽織袴」です。
羽織と長着は黒で、5ヶ所(背中、両胸、両袖の後側)に家紋が入っています。
袴は、仙台平と呼ばれる縞模様の絹織物が用いられます。小物はすべて白一色です。

色紋付き羽織袴
黒五つ紋付き羽織袴よりも格が下がった、略礼装にあたるものです。
色は白や紺、グレー、茶色、紫などさまざま。羽織から長着、袴、小物まで、幅広い色をコーディネートすることができます。
家紋の数は3つか1つが一般的。三つ紋は背中と両袖の後側、一つ紋は背中だけに家紋が入ります。

家紋について

紋付き羽織袴には本来自分の家の家紋を入れますが、レンタルの場合は誰でも使用できる「通紋」が入っているのが一般的。
もちろん、そのまま婚礼に臨むことができます。

「レンタルだけど自分の家の家紋にこだわりたい」という場合には、「家紋シール」や「貼り紋」と呼ばれる、貼るタイプの家紋を使うことも可能です。

新郎の和装の選び方

新郎が結婚式で着るのは、「黒五つ紋付き羽織袴」または「色紋付き羽織袴」です。
どちらを選ぶかは、花嫁の衣裳と格によって決まります。

花嫁が格式の高い白無垢や色打掛、黒引き振袖、大振袖を着る場合は、新郎も正礼装である「黒五つ紋付き袴羽織」を着ます。

花嫁が新和装(洋風テイストを取り入れた着物)などのカジュアルな衣装を着る場合は、「色紋付き羽織袴」を合わせると良いでしょう。カジュアルな雰囲気の披露宴やお色直しで着られる場合が多いです。

いかがでしたか。今回は新郎の和装の種類や選び方について解説しました。

新郎が結婚式で着る和装は、「黒五つ紋付き羽織袴」と「色紋付き羽織袴」の2種類です。

和装の結婚式では、新郎新婦の衣装の「格」を合わせることが大切。
自分の好みだけでは決められないので、どんな衣装にするのか、2人でよく話し合って決めてくださいね。

和装で結婚式をするなら知っておきたい!花嫁の着物や髪型の基礎知識
2019.08.20

こんにちは。プラネットMCスクールです。

「和装で結婚式を挙げたいけど、どんな着物や髪型がいいのか分からない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、着物や髪型の種類など、和装に関する基礎知識をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

着物の種類

和装の結婚式で花嫁が着る着物には、以下のような種類があります。

・白無垢
挙式で着られる最も格式の高い正礼装。
綿帽子または角隠しをつけ、打掛から掛下、帯、小物までをすべて白で統一した婚礼衣装です。

・色打掛
白無垢と同格の正礼装。色や柄のバリエーションが多く、華やかな印象の着物です。
主にお色直しで着ることが多いですが、角隠しをつけて挙式で着ることも可能です。

・引き振袖
裾を引きずって着る振袖のことで、大振袖とも呼ばれます。
裾が足に絡まないよう、裾のへり部分に綿を入れてふっくらとさせているのが特徴。
こちらもお色直しで着ることが多いですが、角隠しをつけて挙式に臨むこともできます。

・振袖
未婚女性の第一礼装である振袖。
結婚式は花嫁が振袖を着られる最後の機会であることから、お色直しで振袖を選ぶ方もいます。
打掛や引き振袖よりも身軽で動きやすいため、披露宴中にゲストとの会話や写真撮影を楽しみたいときなどにおすすめです。

和装のヘアスタイル

最近では伝統的な日本髪だけでなく、和装に洋髪を合わせるモダンなスタイルも増えてきています。
和装のヘアスタイルに特に決まりはないので、自分の好みに合うものを選んでみてください。

・文金高島田のかつら
「文金高島田」とは、古くから花嫁の髪型として結われてきた日本髪の一種です。
昔は地毛で結い上げられていましたが、髪の長さとボリュームが必要なため、最近ではかつらを使用することがほとんど。
特に白無垢に似合う髪形で、挙式の際は綿帽子や角隠しをつけます。

・地毛結いの日本髪、新日本髪
かつらよりもナチュラルにしたい場合は、地毛を生かした日本髪や新日本髪がおすすめ。
日本髪は鬢付け油や元結などの専門の道具を用いて、伝統的な手法で結い上げます。

一方、新日本髪は鬢付け油の代わりにワックスを使うなど、現代的な方法で日本髪風に仕上げたアップスタイルです。
日本髪は一度結うとすぐにほどけないので、現在の地毛結いはほとんどの場合新日本髪となります。

・洋髪
着物をモダンに着こなしたい場合や、和装とドレスの両方を着る場合などに人気なのが洋髪です。
洋風のアップヘアに和風の髪飾りや造花・生花をつけるなど、さまざまなアレンジがあります。

衣装小物

ウエディングドレスとは異なり、和装ではさまざまな衣装小物を使用します。
花嫁が身につける主な小物は以下の通りです。

・綿帽子
白無垢のみに合わせる白い袋状のかぶりもの。
顔が覆われるため、清楚で奥ゆかしい印象を醸し出します。挙式時のみ身につけ、披露宴では外します。

・角隠し
髪を覆う白い帯状の布。角隠しは白無垢、色打掛、引き振袖すべてに合わせることが可能です。
顔の輪郭がしっかり見え、かんざしも見せることができるので、華やかな印象になります。また、こちらも挙式時のみ身につけます。

・末広(すえひろ)
花嫁が持つ扇子。「末広がりに幸せが続くように」という意味が込められています。
末広は開かずに必ず閉じた状態で手に持つか、帯に挟んで使用します。

・懐剣(かいけん)
房付きの袋に入っている短剣で、帯に挿して使います。
もともとは護身用として用いられていたものでしたが、現代では華やかさを演出する装飾品として使用されています。

・箱迫(はこせこ)
昔の女性が使っていた化粧ポーチのようなもの。
現在では装飾品として、着物の胸元に挟んで使用します。

・帯締め
帯の上に結ぶ紐。花嫁の帯締めには、「丸ぐけ」と呼ばれる中に綿の入ったタイプを使用します。

・帯揚げ
本来は結んだ帯の形を補助する小物ですが、現在では胸元を飾る装飾品として使われています。

・抱え帯
帯の下の位置に巻く細帯。本来は着物の裾をたくし上げて動きやすくするために用いられていたもの。
現在では装飾品として使われています。

・草履
礼装用の草履は通常よりもかかとが高くなっています。
一般的に花嫁の草履は金色ですが、白無垢の場合は白の草履を使います。

いかがでしたか。
和装で結婚式を挙げる際に身につける着物や小物、髪型についてご紹介しました。

和装といえば白無垢のイメージが強いですが、そのほかにもさまざまな着物があります。
最近では髪型も自由度が高く、和装に洋髪を合わせることも可能です。
自分好みのコーディネートを探してみてくださいね。